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Updates every hour. Last Updated: 27-Apr-2025 20:08 ET (28-Apr-2025 00:08 GMT/UTC)
6-Dec-2024
水中ドローンで広がるサンゴ礁の生物多様性研究
Okinawa Institute of Science and Technology (OIST) Graduate University
研究チームは、ミニ ROV(小型遠隔操作車、通称 水中ドローン)を使って、環境DNA(eDNA)を分析するという革新的な解決策を見出しました。この場合のeDNAは、サンゴが水中に放出する遺伝物質のことで、それを収集・分析することで、直接観察することなく、準深海環境に存在する複数の生物の種類を特定できるようになりました。これにより、これまでアクセスが困難だった生物多様性のホットスポットの研究が容易になります。
沖縄科学技術大学院大学(OIST)マリンゲノミックスユニット、琉球大学、NTTコミュニケーションズの共同研究チームは、水中ドローンと環境DNAのメタバーコーディング法を組み合わせ、準深海サンゴ生態系を観察する強固なシステムを構築しました。研究成果は、学術誌『Coral Reefs』に掲載されました。
- Journal
- Coral Reefs
- Funder
- Okinawa Institute of Science and Technology Graduate University (OIST), JST COI-NEXT project to OIST