横浜国立大学大学院環境情報研究院の伊藤暁彦 准教授、三觜佑理 (当時 博士課程前期2年)、松本昭源 (当時 博士課程後期3年) の研究グループは、サファイア–ガーネット共晶系における秩序構造の化学気相析出に成功しました。レーザー照射によって原料ガスの析出反応を促進することで、これまで溶融凝固法に限定されていたセラミックス共晶体の製造を、気相析出法で実現しました。サファイア透明体中にガーネット蛍光体を自己組織化させた蛍光体は、次世代の固体照明や高分解能X線撮像技術への展開が期待できます。
本研究成果は、2023年5月5日に Journal of the American Ceramic Society誌へ、オンライン公開されました。
Journal
Journal of the American Ceramic Society
Article Title
Chemical vapor deposition of ordered structures in YAG–alumina eutectic system
Article Publication Date
5-May-2023