image: Researchers at the Institute of Industrial Science at The University of Tokyo examined a new method of producing concrete via direct bonding of sand particles, which may help reduce greenhouse emissions and even construct a Moon base.
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Credit: Institute of Industrial Science, the University of Tokyo
東京大学 生産技術研究所の酒井 雄也 准教授は、触媒を用いて砂同士を直接接着することで、建設材料を製造する技術を開発しました。
製造では基本的には砂とアルコール、触媒を混ぜて加熱するのみで、砂以外の材料は再利用できることを確認しています。砂のほかにも廃ガラスなど、SiO2を主成分とする材料であれば接着が可能です。SiO2は地球上の多くの砂や砂利が主成分としており、地球上のあらゆる場所で原料を半無限に調達可能であり、枯渇の心配がありません。
本技術により、これまで活用が困難であった砂漠の砂などを用いた建設材料の製造が可能となり、資源の枯渇が回避できます。またSiO2は月や火星における砂の主成分でもあることから、地球上のみでなく月や火星での建設への応用も期待されます。
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本成果は、東京大学生産技術研究所研究速報誌「生産研究」(https://www.jstage.jst.go.jp/browse/seisankenkyu/-char/ja/ )で2021年5月1日(土)に公開されます。
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