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海馬において、セロトニン3型受容体を発現する神経細胞が、IGF-1を産生していることを新たに発見した。さらに、セロトニン3型受容体アゴニストは、海馬のIGF-1分泌を促進することによって、神経幹細胞の分裂・増殖を促進して新生ニューロンを増やし、抗うつ効果をもたらすことを明らかにした。上記の抗うつ効果のメカニズムは、SSRIによる抗うつ作用とは異なる、まったく新しいうつ病治療メカニズムである。
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近藤誠
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